原告弁護団に「もたつき」見られ、『フジ住宅』有利に展開。部落解放同盟「解放新聞」に変化あり。
次回12月14日(木)、『フジ住宅』応援の傍聴依頼。
前回期日(第8回目)9月28日の報告と、今後の展望。
去る9月28日は8回目の期日でした。
この日の報告は、既にフェイスブックや、『南木倶楽部全国メーリングリスト』で、期日の翌日に詳しい速報を発表していますが、本日10月20日、当ブログに加筆して掲載すると共に、その後の動きと、今後の展望、皆様への依頼を掲載させていただきます。
南木自身この裁判の存在を最初は知らず、不思議なご縁が重なって、フジ住宅の今井会長がご自身の持ち株の大半を寄付して創設された「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」の選考委員に2年前就任した事がきっかけで、私はこの裁判と関わることになりました。
詳しくは、少し調べていただけば分かりますが、『フジ住宅』は我が国の歴史、文化、伝統を真に大切にする運動を根底から支えてくださっている極めて重要な企業です。そういう企業であるからこそ、反日勢力から「狙い撃ち」される要素ははじめからあったと思います。
私が『フジ住宅』がまったく不当な訴えを起こされている事を知り、深く関わるようになったのは、そういうわけでつい最近の事で、皆様に呼びかけ、傍聴したのは私自身もこの日(9月28日)で3回目でした。
さて、この日は22名の方が傍聴券の獲得に駆けつけてくださり、内15名が入廷できました。傍聴席は50席ですので、中立の方も若干おられる事を考えると、当方はその約三分の一の席を確保できたことになります。ご協力いただいた皆様、本当に有難うございました。
前回、傍聴券獲得に駆けつけてくださったのは15名程度(入廷できたのは9名)でしたので、今回非常に当方の参加者が増えました。
会社が自身の見解をはっきりとブログで展開された事によって、この裁判の重要性を多く皆様が理解してくださるようになったからだと思います。
ところで原告を支援する側(『ヘイトハラスメント裁判を支える会』)のフェイスブックページでは、
「前回は、原告支援者と、フジ住宅と今井会長側が呼びかけた被告側支援者がほぼ同数となってしまいました。」
と繰り返し書いています。
確かに裁判所に傍聴券獲得の為に集まった人数を見れば、原告側の数は大幅に減っていましたが、それでも、当方と「同数」ということはないのに、そう書いているところを見ると、彼らは、自身の支援者の方々をきちんと把握できていないか、もしくは、以下に述べるような理由によって、裁判後の報告会の参加者が前回よりずいぶん少なかったために、そのように判断したのではないかと思われます。
更にその上、原告たちは
「フジ住宅と今井会長側が呼びかけた被告側支援者」
と書いていることから分かるように、状況を把握できていません。
「フジ住宅と今井会長」は裁判が始まって以来、一度たりとも社員に裁判傍聴に行くように、指示も、呼びかけもしていません。また、会社として誰にも依頼しておられません。
原告が今も同社に勤務する社員であることを深く配慮して、法廷で社員同士がお互いに気まずくなったり、反目したりする事が無いように、会社はそこまで配慮しているのです。
原告の女性は、今も自分が全てのほかの社員と同じだけの配慮と、『愛情』を会社から注がれている事が分かっていません。(分かっていてやっているなら、社員である前に「反日活動家」であると断定して良いでしょう。)
そういう状況で、更に難波や、本社のある岸和田駅前で『フジ住宅』を名指しして、「ヘイト企業である」と幟を立て、チラシを無差別に市民に配る事を原告支援者たちが始め、実質上の営業妨害を受けても、配慮に配慮を重ねて、『フジ住宅』は今も社員を裁判傍聴に、一人たりとも派遣しないでいるのです。
原告が自らの思い違いに気づき、裁判を取り下げる可能性を会社は今も排除していないのです。
会社は間違いなく、原告に対し、ほかの社員と全く同じだけの、いや、この対応を見ればそれ以上の「愛情」を注いで、見守っていると私には感じられます。
私はこの会社の方針に「感動」しており、社員へ注がれる経営者の愛情としては、わが国上場企業の中でも、無比のものではないかと思っています。
例え、資本主義が滅びてもこの会社は滅びることはないでしょう。
そこには、未来のわが国の繁栄への道筋や、大げさに言えば、「日本文明」として、人類が持ち得る未来の可能性への道筋さえ垣間見られるのです。
南木がこの裁判に全面的に関与し、『フジ住宅』を応援しようと決めたのは、最初に述べましたように全くの偶然が齎した機会でありましたが、そこにわが国の繁栄と、人類の未来への可能性を、単なる空想や、理屈だけでなく、現実的に私自身感得しえたからでありました。
さて、話を元に戻しますが、上に述べたように、原告側の支援者の数は前回より明らかに減っていました。半減とまでは言いませんが前回の三分の2以下に減っていたように思います。これは私だけでなく前回来て下さった何人もの方がお感じだった事で、間違いないと思います。
さて、この日の裁判は、少なくとも傍聴人から見れば、予想以上の、当方に有利な展開となりました。
この日原告側も、当方も、弁護士は法廷で「陳述書要旨」を所定時間内に朗読する予定だったのに、何と、結果的に相手側は裁判官から「しませんか」と言ってもらったのに、それを辞退して、当方の二人の弁護士だけが当方の主張(それもこれまでなかったほどの当方からの決定的な主張)を口頭で述べることになり、原告側の傍聴人は、ただそれを聞かされるだけになってしまったからです。
そうなった原因は、裁判直前に裁判官主導で、主張内容や、今後の主張立証課題の確認がなされる「進行協議」が、両方の弁護士を交えて開かれるのですが、そこで、当方弁護士からの今後の展開への予告、及び、裁判長から原告側に付けられた注文によって、この日予定していた陳述書の提出、朗読に躊躇する一種の「混乱状態」に、原告側が陥ったからだと思われます。
9月28日14時35分過ぎからの、『口頭弁論』は次のようでありました。
前記のとおり、原告側が今回正式提出するはずだった「準備書面」が提出留保になったため、いつもなら傍聴人向けのパフォーマンスとして原告代理人が提出した「準備書面」の内容をまとめた弁論を読み上げるわけですが、それが出来なくなったわけで、今回どうするのかなと思っていましたら、裁判長が「次回出される内容を今回説明されますか?」と原告側に助け船を出しました。
ところが原告代理人は、「次回にします」ということで、原告側の書面読み上げはなくなってしまいました。
南木自身少しびっくりしました。
一方、今回は、当方弁護士は準備書面の要旨を法廷で朗読させてもらいたいと裁判所に申し入れしていたので、会社代理人である中井弁護士と、会長代理人である中村弁護士が、それぞれ、準備していた要旨書面を読み上げました。
私は注意深く裁判長の様子を観察していましたが、裁判長は、前回相手側弁護士が「陳述書要旨」を朗読した時より、今回当方弁護士が朗読した時の方が深くうなずく事が多かったと思います。
以下に当方、中村弁護士の陳述書朗読の一部を紫色で、記載しますが、特に以下の赤の部分で、裁判長は本当にびっくりするほど深くうなずきました。
もちろん裁判官は皆ポーカーフェイスなので、その内心が分かるはずもないですが、少なくとも当方主張の重要部分を正確に理解してもらえた事は間違いないと南木には思えました。
以下、当方中村弁護士「陳述書朗読」の一部。(氏名はここではプライバシーに配慮して〇〇に変更してあります。裁判所ではもちろん実名です。)
「
会社の執行役員を除く取締役は、今井以下7名で、社外取締役2名と、社内取締役5名で構成されています。そして、会社の意思決定に最も関わる5名の社内取締役のうち、2名は(元)在日韓国人です。
具体的には、〇〇取締役は入社時には在日韓国人でしたが、入社し部長職に昇進した後、自身の意思で日本に帰化しました。もう1名の〇〇常務取締役は、入社時には日本国籍を得ていましたが、もとは在日韓国人で中学生時代に両親の帰化に伴い、日本国籍を取得した者です。
ほかにも会社には在日韓国朝鮮人等の外国籍の従業員がおり、今井及び会社が、人材採用にあたって外国人を排除してきたわけでは全くありません。
「人種差別」や「民族差別」の色彩が色濃い企業であれば、会社中枢の5名の社内取締役中の2名が韓国系日本人ということはありえません。この役員構成は、創業者会長である今井がここまで会社を大きく育てるにあたって、在日差別など全くしてこなかったことの何よりの証しです。そして、今井の意識において、資料配布の場面でも、差別意図やヘイト感情などがあるわけではないことは明らかです。
」
原告側支援の傍聴人の皆様からすると、原告側のパフォーマンスを応援しに行ったのに、当方のパフォーマンスだけ聞かされ、かなり不満が溜まったのではないかと思います。
この日どんな「報告会」を彼らは持ったのだろうかと思います。
当方は裁判後、入廷できたものほぼ全員、中村弁護士を交えて、15名で、報告会を近くの喫茶店で持ちました。内容は上記の通りです。
なお、
原告たちがこの裁判の応援をJP(日本郵便株式会社) 労組に依頼し、署名活動を大々的に行っていること、また、「部落解放同盟」がその機関紙「解放新聞」2017年7月15日号に原告支援の立場で『フジ住宅』の社名を掲載して、業務妨害に当たると思えるような記事を掲載している事を、既に私はこのブログで9月8日に紹介し、批判してきました。
ところで今回、以下に示すように、「部落解放同盟」の姿勢に大きな変化があり、同じく「解放新聞」10月23日の記事では『差別否定する会社側』と見出しをつけ、今回は原告の立場に立たず、中立的な立場での記述に変り、また『フジ住宅』の社名は記載されていません。
前回、一方的に原告の立場から記事を書いたことへの「反省」は見られませんが、当方からの批判を受けて、良い方向への大きな変化であると思われ、「部落解放同盟」のこの変化を私は高く評価いたします。
「部落解放同盟」は、今後も報道されるなら、このような中立的立場で報道していただきたいと思います。また、判決で『フジ住宅』勝訴、原告敗訴の暁には、「部落解放同盟」が真に「人権尊重」を考え、「言論の自由」についても最大限の尊重が必要と信じる団体であるのならば、『フジ住宅』に対して何らかの「お詫び」があって然るべきと南木は考えます。
次回裁判は、12月14日(木)午前11時より、今回と同じ大阪地方裁判所堺支部にて。(南海高野線堺東駅下車徒歩5分)
傍聴券の抽選が30分前の10時30分よりあります。
過去3回のように午後の裁判ではなく、午前中の裁判ですので、どうぞお気をつけください。
原告たちも今回は相当の動員をかけると思われます。
我が方の傍聴券の獲得に一人でも多くの方のご協力をお願いいたします。
裁判の進行は原告側のもたつきが見られるようになってきました。
裁判所内外で、当方有利に進み始めた事を実感しています。
皆様、本当に有難うございます。
南木隆治拝
以下に、参考までに、前回9月28日以降の、『フジ住宅』の裁判に関するブログを転載します。
https://www.fuji-jutaku.co.jp/blog/
2017年10月31日弊社を応援してくださる多くの方々が『裁判傍聴』に駆けつけてくださいました。有難うございます。
9月28日(木)は8回目の裁判期日でした。
本年4月にこのようにネット上に弊社の見解を広く表明して以後、弊社と、弊社代表取締役会長の
今井光郎を応援してくださる方々が、徐々に増え、この日は、20名以上の皆様が傍聴券獲得の為に、貴重な時間を割いてお集まりくださり、その内15名の方が入廷して裁判を見守ってくださったと連絡をいただいています。大変有り難く、嬉しく思っております。
また、今回から、裁判終了後に、当方弁護士と、傍聴してくださった方々とで「報告会」を持つ事が出来るようになりました。
弊社は、現在もパート社員である原告が原告席に出廷している状況を配慮して、社員を裁判傍聴に派遣しておりません。そこで、以前は傍聴席はほぼ全員が原告支援の方々ばかりだったと思われますが、弊社を支援してくださる皆様のおかげで、その状況が、大きく変化してきたことを大変有り難く思っております。
裁判の進行につきましても、状況は、裁判所内外で、弊社の主張の正当性への認識が広がり始めていることを感じています。皆様、本当に有難うございます。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。
なお、次回第9回目の裁判期日は、12月14日(木)、
時刻は午前11時より、場所は今回と同じ大阪地裁堺支部です。
傍聴券の抽選が30分前の10時30分よりあります。
次回は午前中の裁判になりますので、時間をお間違えないようにご注意ください。
弊社の立場、見解をご理解くださり、応援してくださる皆様。
いつも本当にありがとうございます。